キャッシングは最後の砦!母子家庭ならまずは公的制度を利用して

昔と比較すると、今はシングルマザーやシングルファーザーの家庭が非常に増えているようです。どちらかと言えば、シングルマザーの母子家庭の増え方が顕著で、昔に比べて離婚しても白い目で見られるということも少なくなりましたし、女性がしっかりと働ける立場になったこともあって、離婚に対して抵抗がない人が少なくなったことも挙げられるでしょう。

しかし、以前よりはシングルマザーやシングルファーザーが一般的になってきたとはいえ、まだまだサポートも足りない状態です。特に母子家庭の方々にとっては金銭的にも非常に厳しい場面も多いでしょう。お金を稼ぐために子供を保育園に預けて働いているのに、その稼ぎの多くを保育園に支払わなければならない…というシングルマザーの方も非常に多いようです。すべてのシングルマザーが高給取りというわけではありませんし、むしろ年収が低めの人の方が多いでしょう。いろいろ切り詰めても生活が厳しいとき、つい「お金をなんとかしなければ…」と、キャッシングなどでお金を借りようか、と頭によぎってしまうかもしれません。

でも、ちょっと待って下さい。いくらお金を借りることが出来たとしても、返済できなければ意味がありません。その時はしのげても、今度は返済に追われてしまう…なんて生活は非常に精神的に疲弊してしまいます。もしかしたら、母子家庭の補助制度を上手く利用できていないだけかもしれませんよ?

例えば、現在は毎月児童扶養手当が支給されます。お子さんの人数や養育費、収入などによって変わりますが、最低でも約1万円は毎月もらうことができます。また、児童手当、児童扶養手当などを合算しても収入が生活の最低基準額に満たない場合は生活保護を申請することが可能です。一時期ニュースにもよく取り上げられ、生活保護に対しての差別の目のようなものがありますが、それをしっかりと受ける資格を満たしているのですからもらうことに罪悪感を持たなくてもいいのです。大事なお子さんを守るためにも、もらえるものはもらう、利用できるものはしっかりと利用する姿勢が大切です。

他にもひとり親家庭等小児医療費助成制度といって、病院などで支払う自己負担が3割から1割になります。これは住んでいる地域の市区町村の役場に申請する必要がありますが、2割負担が減るのは大きいことですので、ぜひ申請しましょう。地域によって対象となる年齢が変わったりしますので、詳しくはお住まいの役場のホームページなどでチェックしてみてください。地域によっては母子家庭などをしっかりとサポートしてくれる制度を作ってくれているところもあります。お金を借りる前に、自分たちが受けられる制度がないか調べてみることも大事なことですよ。

それでもちょっとお金がキツかったり、一時的にまとまったお金が必要な場合は、ここではじめてキャッシングなどの利用を考えましょう。利用するのが初めてであったり、不安な場合は女性専用ダイヤルを利用するのも手です。オペレーターも女性なので安心して話すことが出来ますし、返済の相談にも乗ってくれます。お金がないのは厳しいことではありますが、慌ててキャッシングに頼るのではなく、まずはしっかりと享受できるものは享受しましょう。それからでもお金を借りるのは遅くありませんよ。

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