カードローンの返済を滞納したらどうなるのか詳しく知りたい!

ちょっとした出費や入用な時に利用すると便利なカードローン。毎月一定の額を返済していくわけですが、その月は他の出費が多かったり、体調不良で働けない時期が続いたり…など、さまざまな理由で返済がきっちり出来ない時があるかもしれません。そのような時は返済を滞納…延滞扱いとなるわけですが、カードローンの返済において延滞した場合、どのようになるのでしょうか。

まずは大前提として、期日までに返済が行われなかった場合は、その日以降「遅延損害金」という、いわゆる延滞料金を合わせて支払わなければなりません。ビデオなどのレンタルでも返却日に間に合わなかったら延滞金を支払わなければなりませんよね。それと同じようなものと考えてもらえればわかりやすいと思います。遅延損害金については金利が普通よりも高めに設定されており、たいていのところで20%となっています。注意しなければならないのは、18%の金利で借りていた場合、延滞日(返済期日の翌日)からは金利が20%になるわけではなく、18%の金利分に加えて、返済期日までの延滞中にプラスして遅延損害金を支払わなければいけないということです。

遅延損害金も日割りで計算されていますので、1日2日程度であれば数百円程度で済みますが、30日、90日…と滞納しているとどんどん返済額が膨れ上がることになります。「この日に返済します」と決めた日に返済しなかったので当然と言えば当然なのですが、「つい忘れてしまった!」という場合は非常にもったいないことをしていると言えます。

また、ずっと返済せず放置しておいた場合、1週間が経過したあたりから、借りたところから連絡が来ます。はじめは連絡先に指定している携帯電話に来ることが多いですね。その連絡を無視していると自宅や職場に電話がかかってくる可能性も高いです。家にまで来るということは最初はありえませんが、数ヶ月単位で滞納しているのであれば家に訪問する可能性もあるかもしれません。契約を放棄したとして一括返済を求められることもありますし、裁判を起こされる可能性もあります。借りたお金を返さなかったのですから当然のことですね。

もし「今月はちょっと返済が間に合わない」とわかったのであれば、わかった時点でまずは連絡を入れることが大切であり、基本です。なんとなく「1日くらい遅れても許してくれるだろう」みたいな甘えが出てしまうことってありませんか?たしかに1日程度の滞納であれば、遅延損害金さえ支払えば問題ないとは思います。ただ、友達があなたからお金を借りて「○日に返すね」と言っていたのに全く連絡も何もなかった場合、ちょっと「あれ?」と思いませんか?その後返してもらったとしても、なんとなく「次はこいつにお金を貸すのはやめよう…」と少しは思うのではないでしょうか。それと同様に、「1日くらいいいだろう」を繰り返していたら、借りているところもあなたに対して信頼をおけなくなります。「この人は貸してもなかなか返済してこないから、これ以上この人にお金は貸すのをやめよう、ちょっと限度額も下げようかな」なんて判断をされても仕方ないことなのです。

向こうはあなたを信頼してお金を貸しているのですから、その信頼を裏切らないような行動を行うことが基本です。「払えない」と言っている人に対して「むりしてでも払え」と言ってくるところは最近は少なく、少しでもスムーズに返済できるようにとプランを変更してくれる場合も多いです。遅れそうになったらまずは連絡、基本のことですからそれを忘れないで下さい。

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